社会人基礎力の「シンキング(考え抜く力)」を鍛える講座 【思考例6】

 

「社会人基礎力講座」第5回が終了しました。

今回題材として使った記事(日経MJ2017年10月16日)はこちらです。

企業に宅配ボックス
MV東海 ネット販売拡大狙う
(電子版で元の記事を読む)

 

それでは、本日もいつものプロセスで記事を深堀していきましょう。

※プロセスの詳しいご説明は初回のレビューをどうぞ。

ちなみにMVとは、マックスバリュ(スーパーマーケット)です。

 

 

ニュースとして報道されている内容、ポイントを整理する

Step1;対象とする記事の内容や背景などの整理

 

この記事の内容、ポイントを整理すると、以下のようになるかと思います。

 

・スーパーマーケット事業者が事業所向けの宅配ボックス配置事業を計画
・自社従業員による実証実験を開始(年内)
・近隣にスーパーがない事業者や女性従業員が多い事業者をターゲットにしている

 

 

「なぜ?」の癖をつけるようにする

Step2;記事の中の注目するポイントや本質の検討

 

そして、次はこの記事が伝える本質を探っていきます。

なぜスーパーマーケット事業者が宅配ボックス設置事業を計画しているのでしょうか?

なぜ宅配ボックスは住宅ではなく、事業所向けとしているのでしょうか?

なぜ・・・なぜ・・・

 

・宅配ボックス配置そのものは収益事業ではない(ネットスーパー事業を展開している)
・ネットスーパー登場の背景は、IT、女性社会進出、高齢化、過疎化などがある
・自宅ではなく企業に設置することがポイント(受取環境整備)
・赤字事業であるネットスーパーの事業化の触媒にしたい

 

この記事の本質は、こんなところでしょうか。

 

 

それによる影響は誰がどう受けて何がどうなるのか?

Step3;周辺領域への影響とビジネスとしてのチャンスやリスクへの考察

 

それでは、ビジネス面ではどんな展開が考えられるでしょうか?

まず、直接的な影響では以下のようなことが挙げられると思います。

 

・ロジスティクスや物流業の環境が大きく変化する
・ネットスーパーが加速するとリアルなスーパーの減少も加速する

 

このほか、ビジネスチャンス・リスクとしては、こんなことが考えられるのではないでしょうか。

 

・宅配ボックス、Eコマース、ネットチラシ等による仲介事業の可能性(楽天やスーパー専門のようなところが横断的にとりまとめをするかもしれない)
・自宅以外を考えた場合、事業所以外に設置することも考えられる。例えば、電車通勤を念頭におくなら最寄駅設置がベター(鉄道会社と連携するなど)

 

いかがでしたでしょうか?

 

このように、広く、深く、思考力トレーニングを進めていくことができます。

ここに挙げたのは思考例ですので、あなた独自の創造力をどんどん膨らませてください。

「もっといいビジネスチャンス/リスクを思いついた!」という方は是非オンラインブレストにチャレンジしてみてください。

もしやり方がよく分からない場合は、グループでトレーニングできる「社会人基礎力講座」を開催していますので、ご参加も検討してみてください。

 

ちなみに、社会人基礎力講座第1回目のテーマはソニーのリカーリングビジネス
社会人基礎力講座第2回目のテーマは料理男子向けSNS
社会人基礎力第3回目のテーマは小学8年生のロボ付録
社会人基礎力第4回目のテーマはドトール非正規にも退職金でした。