社会人基礎力の「シンキング(考え抜く力)」を鍛える講座 【思考例7】

 

「社会人基礎力講座」第6回が終了しました。

今回題材として使った記事(日本経済新聞2017年10月31日)はこちらです。

ヤマダ電機、EVに出資
充電に店舗網生かす
(電子版で元の記事を読む)

 

それでは、本日もいつものプロセスで記事を深堀していきましょう。

※プロセスの詳しいご説明は初回のレビューをどうぞ。

 

 

ニュースとして報道されている内容、ポイントを整理する

Step1;対象とする記事の内容や背景などの整理

 

この記事の内容、ポイントを整理すると、以下のようになるかと思います。

 

・家電量販店リーディングカンパニーが電気自動車の事業へ新規参入
・新しい家電量販店のスタイルを模索している
・既存の大手自動車メーカーではなくベンチャーや電機メーカーと連携
・リアルな店舗網を生かした充電、シェアリングビジネスも計画
・FOMMのEVはヤマダが独占的に取り扱う

 

 

「なぜ?」の癖をつけるようにする

Step2;記事の中の注目するポイントや本質の検討

 

そして、次はこの記事が伝える本質を探っていきます。

たとえば、なぜ家電量販店が電気自動車事業へ参入しようとしているのでしょうか?

 

・家電量販店はEコマース登場で従来型モデルからの転換が必要
・リフォームなどを中心とした住宅事業への参入もこの一貫で次は自動車
・Eコマースでは成約が困難、提案が必要なところへ展開している
・住宅とセット、走行距離での課金モデルなど新しい売り方を目指す
・コンビ二のPBのように、家電量販店でもそこでしか買えないモデルが必要

 

これらが全てではありませんが、記事から読み取れる本質は、こんなところでしょうか。

ここをきちんとおさえていると、次のステップも考えやすいです。

 

 

それによる影響は誰がどう受けて何がどうなるのか?

Step3;周辺領域への影響とビジネスとしてのチャンスやリスクへの考察

 

それでは、ビジネス面ではどんな展開が考えられるでしょうか?

まず、直接的な影響では以下のようなことが挙げられると思います。

 

・既存の住宅/自動車業界と競合(既存事業者には脅威)
・リアル店舗網による新しい売り方、家庭用の電気製品のトータル販売
・IoT × AIで家庭に関する情報サービス事業への展開も視野に入る
・自動運転が広がると様々なエンターテイメント、広告ビジネスも広がる

 

このほか、自動運転が広がること様々なエンターテイメント、広告ビジネスも広がる可能性があるのではないでしょうか。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

このように、広く、深く、思考力トレーニングを進めていくことができます。

実際の講座のグループワークでよくあるケースとして、「○○業界に影響があると思う」という意見が出るのですが、あまり具体的ではないところで終わってしまっているのが残念なところです。

難しいかもしれませんが、ポイントとして、できるだけ具体的に考えるともっと思考力を鍛えることができると思います。

 

 

もっと思考力を鍛えたい方へ

 

ここに挙げたのは思考例ですので、あなた独自の創造力をどんどん膨らませてください。

「もっといいビジネスチャンス/リスクを思いついた!」という方は是非オンラインブレストにチャレンジしてみてください。

もしやり方がよく分からない場合は、グループでトレーニングできる「社会人基礎力講座」を開催していますので、ご参加も検討してみてください。

 

ちなみに、社会人基礎力講座第1回目のテーマはソニーのリカーリングビジネス
社会人基礎力講座第2回目のテーマは料理男子向けSNS
社会人基礎力第3回目のテーマは小学8年生のロボ付録
社会人基礎力第4回目のテーマはドトール非正規にも退職金
社会人基礎力第5回目のテーマは企業に宅配ボックスでした。