社会人基礎力の「シンキング(考え抜く力)」を鍛える講座 【思考例3】

 

前回の記事「社会人基礎力の「シンキング(考え抜く力)」を鍛える講座 【思考例1】」では私たちがどういった思考力トレーニングを行っているかご紹介してきました。

重複しますが、基本的には、以下の3つのステップでニュースを深堀していくトレーニングをしています。

Step1;対象とする記事の内容や背景などの整理
Step2;記事の中の注目するポイントや本質の検討
Step3;周辺領域への影響とビジネスとしてのチャンスやリスクへの考察

トレーニングですので、繰り返しいろいろなテーマで考えてみることが重要です。

今回は「社会人基礎力講座」の第2回目で使用したニュースについて、同じように思考例を見て行きたいと思います。

ちなみに、社会人基礎力講座第1回目のテーマはこちら

 
 

ニュースとして報道されている内容、ポイントを整理する

Step1;対象とする記事の内容や背景などの整理
 
 
2017年7月28日の日本経済新聞の朝刊で以下のような見出しの記事がありました。

料理男子向けSNS
アミダス、製品開発も視野
(電子版で元の記事を読む)

ニュース元:日本経済新聞朝刊

 

ちなみに、アミダスのリリースはこちら

この記事の内容、ポイントを整理すると、以下のようになるかと思います。

 

・ITベンチャー 料理がテーマの男性向けSNS開設
・レシピやおすすめキッチン用品の投稿や共有、ラインキングなどで交流できる
・いずれ交流コメントをもとにキッチン用品など製品開発や、販売、イベントも視野に入れる
 
 

「なぜ?」の癖をつけるようにする

Step2;記事の中の注目するポイントや本質の検討
 
 
そして、次はこの記事が伝える本質を探っていきます。「なぜ?」を繰り返してください。
 

・料理を趣味として楽しむ男性の増加が背景にある
・生活上の必要性より趣味性が強い
・だから従来の主婦×料理とは異なる新市場である
 
 
この記事の本質は、こんなところでしょうか。

 
 

それによる影響は誰がどう受けて何がどうなるのか?

Step3;周辺領域への影響とビジネスとしてのチャンスやリスクへの考察
 
 
それでは、ビジネス面ではどんな展開が考えられるでしょうか?
 
・男性専用のキッチン用品があるなら、専用のキッチンがあってもよい(高さなど)
・食品パッケージが男性向けのものが出てきてもよい
・スーパーではないCVSや専門店、駅ナカでコーナーができる(こだわり、食材の小分けなど)
・セミプロが増え、自分の料理を出す日替わり料理人の新しい飲食店ができる
 
 
このほか、女性がするものというイメージが強い「料理」がカタチを変えながら男性に広がっているという観点から、「女性向け→男性向け」、「男性向け→女性向け」というアイデア、ビジネスへの発展も考えられます。
 
 
いかがでしたでしょうか?

 

このように、広く、深く、思考力トレーニングを進めていくことができます。

ここに挙げたのは思考例ですので、あなた独自の創造力をどんどん膨らませてください。

「もっといいビジネスチャンス/リスクを思いついた!」という方は是非オンラインブレストにチャレンジしてみてください。

 
もしやり方がよく分からない場合は、グループでトレーニングできる「社会人基礎力講座」を開催していますので、ご参加も検討してみてください。